エステ専用ビル(6F建)の4F部分にある保育施設です。
ビルの4Fという不利な条件を補うためにテーマとしたのは、従来の保育施設のイメージから脱した「お家の部屋的なぬくもり」です。
薪ストーブ、天蓋、絵タイル、可愛らしい蛇口、アンティーク調のペンダント、ウッディな幼児トイレ等、隅々まで工夫を凝らしています。
廊下にはムツゴロウ先生こと畑正憲氏のほほえましい動物の絵を飾っています。
保育室の床は、厚さ24m/mの幅広の杉材、腰壁は不燃処理した智頭町の赤杉に白い自然塗料で仕上げ、壁は鹿児島のシラスに石灰を混ぜた漆喰仕上げとし、幼児用トイレの床は桧の無垢材を使用しています。
また、避難用の螺旋すべり台は4Fから1Fまでの高低差があり、園児には好評で楽しい避難訓練となりました。
構造詳細