岡山市中心街地から少し郊外に立地する本格的フランス料理店(現在は閉店)。
オーナーは三ツ星のフレンチレストランで修業し、駐スペイン日本大使館の料理長を経験された松下シェフ。
オーナーからの要望として、
1.開口部を減らして閉鎖的にし、外から内部空間をシャットアウトする。
2.自己主張を抑えた、シックな外観。
3.仕上げは本物志向で飽きのこないもの。
4.厨房はクローズとする。
内装制限がかからない規模のため、登り梁を利用し、勾配天井全面をタウン材のリブボーダーで構成しました。リブの合わせ部は大変な精度が要求されるため家具工場で製作し、現場で組み立てました。
天井組み立てに一週間を要しました。
床はチークのヘリボン貼りです。
構造詳細